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Reversi工大祭2021

公開講義生配信

公開講義とは

東京工業大学の先生方による一般の方を対象とした講義企画です。
最先端の研究や実際の講義を皆さんも体験してみてください。
参加費は無料です。
YouTubeライブでの生配信となります。
生配信の視聴には応募が必要です。応募は以下のフォームからお願いします。
公開講義生配信申し込みフォーム


本年度は以下の3講義です。ぜひ、ご参加ください。

プログラム

高度画像処理が実現する次世代ヒューマンコンピュータインタラクション

10月30日(土)11:00~12:30
情報理工学院 情報工学系
小池 英樹 教授
小池先生
 高性能な小型カメラの出現とAI技術の発展は、これまでには想像もできなかったシステムの開発を可能としています。例えば、小型カメラを内蔵したボールが高速回転しても、回転していないようなボール視点映像を合成したり、人の胸にたった1台の小型カメラを付けるだけでその人の姿勢や顔の向きを推定したり、あるいは人の動きから0.5秒後の姿勢を予測することもできます。
 本講義では、現在の高度画像処理技術が実現するヒューマンコンピュータインタラクションについて解説します。

小さなクラゲから見えてくる生物のおもしろさ

10月30日(土)13:30~15:00
生命理工学院 生命理工学系
立花 和則 准教授
立花先生
 エダアシクラゲは傘の直径が大きくても5 mmに満たない小さなクラゲである。水族館の展示で人々に癒しを提供することもなく、特に漁業に被害も与えず、人を刺すこともなく、一部のクラゲ愛好家以外にはほとんど知られていない。この小さなクラゲを研究して何がわかるのだろう。クラゲは不死(無限の寿命)だといわれるが本当だろうか?クラゲにも免疫がある?今回はそういう疑問に答えようとしている私たちの研究の話をします。

ジャグリングの“かたち”

10月31日(日)11:00~12:30
理学院 数学系
正井 秀俊 助教
正井先生
 「かたち」を理解したい。そう思った時、最初に考えつくのは長さや面積を測ってみることです。きっとたくさん学校でも勉強しますね。でも、もう少し、ゆったり、考えてみてみると?一つ一つ、長さや大きさは違っていても、木はみんな「木のかたち」をしているし、ドーナッツもみんな「ドーナッツのかたち」をしています。こんな感覚をことばにする、一つの方法にトポロジーという数学があります。
 この講演では、トポロジーを使って、ジャグリングの色々なワザの「かたち」を理解していきます。きっと、「かたち」という考え方に新しい視点が得られるはず。もしかしたら、「家族のかたち」とか「愛のかたち」とかも、わかる、かも?しれません??